M1 MaxのMacBook ProにしたらReact Nativeのビルドが4倍早くなった
今話題のM1 MaxのMacBook Proを買いました!
通知くんのビルドに凄い時間がかかっているのでそれを早くしたいのと、コロナ禍になってメインPCをWindowsにしたのをあわよくばMacBook Proに戻せたらと思って買ったわけですが、通知くんのビルドについてはめちゃくちゃ快適になりました。
MacBook Pro 2017と比べてみる
元々使っていたフルカスタムのMacBook Pro 2017と比較してみます。
一覧にするとそんな感じ。
コマンド | MacBook Pro 2017 | M1 Max MacBook Pro |
---|---|---|
yarn install | 68.12s | 35.64s(191% UP) |
pod install | 555.16s | 376.09s(148% UP) |
react-native run-ios | 519.18s | 140.06s(370% UP) |
react-native run-android | 72.89s | 50.69s(143% UP) |
※検証はreact-native-clean-project
を使って都度キャッシュ等をクリアして実施しています。
yarn install
MacBook Pro 2107:68.12s
M1 Max MacBook Pro:35.64s(191% UP)
M1 Max MacBook Pro(以下、M1MaxMBP)になったことで、約2倍早くなりました。
pod install
MacBook Pro 2107:555.16s
M1 Max MacBook Pro:376.09s(148% UP)
M1MaxMBPになったことで、約1.5倍早くなりました。
MBP2017で約9分かかってたところが、6分になりました。
これも地味に嬉しいポイント。
react-native run-ios
MacBook Pro 2107:519.18s
M1 Max MacBook Pro:140.06s(370% UP)
ここが一番気になってたところ。
MPB2017では、約8分もかかってたところが、約2分と4倍も高速になりました。
8分はさすがに待てなかったので、ビルド流したあとに何か他のことをやったり、昼食にしたりとしてましたが、2分であれば待てます。
これはめちゃくちゃ大きい。
react-native run-android
MacBook Pro 2107:72.89s
M1 Max MacBook Pro:50.69s(143% UP)
一方、Androidの方はM1MaxMBPにすることで約1.5倍早くなりました。しかし、そもそもMPB2017でも十分早かったので、こちらの恩恵は少なめ。
ということで
M1MaxMBPファーストインプレッションです。
案件で使っているDockerの動作確認、このブログを生成するのに使っているGatsbyのことはまた別の機会に記事にしたいと思います。
この記事はM1MaxMBPのキーボードで書きました。(意外と良いです)