はじめて一体型の自作キーボードYMDK Minilaを組んだ
ErgoDox EZを手にしてからずっと分割型キーボードを使っていたので、組んできた自作キーボードも全部分割型でしたが、はじめて一体型?通常型?の自作キーボードを組むことにしました。
メインはこれまで何度か登場しているErgo68なんですが、サブキーボードにHHKB Professionalを使っていました。
今回はこのHHKBの代替を組んだ形です。
概要
今回組んだのは、YMDK Minilaです。
今までは基本的に自作キーボードキットを買って組んでましたが、今回はパーツを自分で集める必要がありました。
キーボードの名称がよくわからなくて、販売サイトにはYMDK Minilaと書いてありましたが、キーマップを設定できるRemapやVIAに接続するとYMDK YD60MQと表示されたりします。サイトによってはYD64MQや、YMD67などと書いてあるものもあったりします。ちなみに買った基板のキー数は67個なので、YMD67が正しい気もします…
カオスなので、基板の販売サイトに書いてあるYMDK Minilaってことにします。
ちなみに、Minilaは多分、ダイアテックのMajestouch MINILAのレイアウトから来てると思います。たぶん。


パーツ類
基板
基板の部分はAlliExpressで手に入れています。AlliExpressはちょっと注意しながら利用する必要はあるかなと思います。

Minila Layout Kit 1ってのにしました。Layout Kitじゃないとトッププレート付いてこないっぽいので要注意です。
ケース
ケースは、Poker(GH60、DZ60)互換のものなら使えるので、Tofu60 Reduxにしてみました。
分かってはいましたが、Tofu60 Redux、めちゃくちゃ重かったです。持ち運びを考えている場合は、プラスチックケースが良さそうです。
キースイッチ
キースイッチは、メインキーボードのErgo68で使っているKailh Deep Sea Silent Pro Box MX Isletにしました。
HHKB Professionalの打鍵感、打音が気になったのがきっかけで一体型キーボードを組むことにしたので、このキースイッチはマストでした。
HHKB Studioでもほぼ同じキースイッチを使っているので、それでも良い説はあります。
キーキャップ
キーキャップは、主張が少ないものがよかったのですが、良い感じのものがなかったです。
色々調べて、Wuque StudioのWS PBT BOW Keycapsにしました。
Minilaレイアウトなので、キーが揃ってないものがほとんどで選択肢は少ないです。
GRAPHT Designer Keycapsとか好みだったんですが、キーが足りなくて断念。
そういう意味ではMinilaレイアウトはあまりオススメ出来ないかもです。
写真










ファームウェア
選択肢がいくつかありそうです。
- ベースのファームウェアの状態で使う
- YMD67のファームウェアをビルドして使う
とりあえず使える状態にしたかったので、ベースのファームウェアの状態で使っています。
QMK Firmware 0.18.17対応版にJSONデータをアップロードしてキーマッピングを設定します。
使ってるJSONはこちら。

ちなみに、デフォルトファームウェアはおそらくこれです。たぶん。この辺は購入サイトなどどこにも記載がないので曖昧です…
完成

まとめ
そんなこんなで、キーマッピング周りにちょっと手こずりましたが、HHKB ProfessionalからYMDK Minilaへ移行しました。
主にWindowsを操作中にMacを触る際に使っています。
あとは、Nape Proが届けば完ペキです。
https://costory.jp/cf-published-sku-groups/1254312814
参考




