仮想環境

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Devboxを使ってRailsプロジェクトを立ち上げてみる
Devbox

Devboxを使ってRailsプロジェクトを立ち上げてみる

ローカル環境を汚さずDockerコンテナのオーバーヘッドもなく、開発環境を自在に構築できる「Devbox 0.2.0」登場Dockerコンテナの技術を用いることで、プログラミング言語のランタイムやライブラリ、ミドルウェアなどの開発環境一式を比較的容易に導入することが可能になりました。 ただしDockerコンテナにもファイルシステムのオーバーヘッドなどがあり、D…Publickey 記事を見てDevboxのことを知りました。 経緯 Docker(仮想環境)の登場で、プロジェクト毎のGemやMySQL、PostgreSQLなどのバージョンの差異を気にすることなく開発出来るようになったのは非常に良かったんですが、Dockerはパフォーマンスの面で問題になることが多く、また、チームの規模が大きくなると有料になります。 この辺の問題を解決するために、Docker互換の別の仮想環境ツールである、Rancher Desktopを以前試したりもしました。 Docker DesktopからRancher Desktopに移行してDockerが高速になるか試す - deg84’s blogde
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Rancher DesktopからDocker Desktopに戻した話
Rancher Desktop

Rancher DesktopからDocker Desktopに戻した話

割と以前書いたDocker DesktopからRancher Desktopに移行してDockerが高速になるか試す記事を見ていただいているようなので、現状もお伝えしないといけないかなと思い、この記事を書いています。 結論はタイトルにあるようにDocker Desktopに戻しました。 これから理由を書いていこうと思うのですが、全員に当てはまるかどうかは分からないです。 もしRacher Desktopにしてパフォーマンスが上がるかもしれないと考えるのであれば、一度試してみるのが良いかなと思います。 その時は休日など時間があるときにお試しください。 また、これはRancher Desktop v1.1.0の話です。それ以降のバージョンで改善されている可能性はあります。 最大の理由 『Railsアプリケーションでのファイル変更検知が正常に機能しない』 これです。 正確にいえば、時間がかかるだけで、待っていればそのうち変更が反映されるんですが、待つのが厳しかったです。 当時Twitterにつぶやいてました。 リモートでモブプロをやっていたとい
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Docker DesktopからRancher Desktopに移行してDockerが高速になるか試す
Rancher Desktop

Docker DesktopからRancher Desktopに移行してDockerが高速になるか試す

2022/06/04追記 続報を書きました。 Rancher DesktopからDocker Desktopに戻した話 - deg84’s blogdeg84's blog Docker Desktopからの移行先としてRancher Desktopを試したいと思います。 Rancher Desktopに期待しているのはDocker Desktopと比べて高速になるかどうかというところ。 今回は実業務でも遅くて気になっているRSpecの実行速度で検証することにします。 ちなみにMacです。 まずDocker Desktopで以下のコマンドを3回実行してみます。 $ time docker-compose run --rm app rspec 結果、平均1040.57sでした。17分ほどかかってますね。 これを基準にして、Rancher Desktopで実行するとどうなるか見ていきます。 Rancher Desktopのセットアップ まずはインストールから。 Kubernetesは使ってないのでstableのやつを適当に入れる。 Container Run
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